地域包括支援センター

地域にお住いの高齢者の心身の健康の維持、生活の安定、保健・福祉医療の向上と増進のための必要な援助支援を包括的に担う地域の中核機関です。
市内7か所に設置され、社会福祉士・保健師または看護師・主任ケアマネジャー・認知症地域支援推進員が、高齢者やご家族の生活上の相談に応じ、各種保険福祉サービスの内容などを紹介し、関係機関との調整などを行います。

悩み、疑問、相談ごと、ひとりで抱えこんでいませんか?

こんなときお役にたちます!

1.介護や健康のこと(介護予防ケアマネジメント)

  • 介護予防ケアプランを作りたい(要支援1・2)
  • 要介護認定の申請を頼みたい
  • 今の暮らしを維持したい

2.権利を守ること(権利擁護)

  • 悪質な訪問販売の被害にあった
  • 財産管理に自信がなくなったときは?
  • 虐待にあっている人がいる
  • 虐待をしてしまう

3.さまざまな相談ごと(総合相談)

  • 近所の一人暮らしの高齢者が心配
  • どこに相談したらいいかわからない

4.暮らしやすい地域のために(包括的・継続的ケアマネジメント)

  • ケアマネジャーってどんな人?

5.担当の地域包括支援センターはどこ?

  • 各務原市の地域包括支援センター担当区域

1.介護や健康のこと(介護予防ケアマネジメント)

介護予防ケアプランを作りたい(要支援1・2)

要介護認定で、「要支援1」または「要支援2」と判定された方の介護予防ケアプランを作成します。
できるだけ自立した在宅生活を支援し、「介護が必要な状態にならないこと」を目標に、利用者の意思や意欲を尊重した介護サービス提供を調整します。

要介護認定の申請を頼みたい

地域包括支援センターでは、本人または家族が要介護認定の申請に行くことができない場合などは、市役所高齢福祉課への申請書提出の手続きを代行します。また、地域包括支援センターのほか、指定居宅介護支援事業者や介護保険施設などに代行することもできます。

身体の機能に不安がある

要介護認定で「非該当」と認定された場合や認定を受けるまでではないけれど身体機能の低下がみられ、生活全般が不安などの場合、市役所が行う介護予防事業が利用できます。
(例・・・特定高齢者向けの健康増進パワーアップ事業、認知症予防教室、口腔機能・栄養改善教室、食の自立支援など)
また、地域包括支援センターの職員が実施するチェックリストに該当する場合は「事業対象者」として介護サービス(ヘルパー、デイサービス)が利用できます。
その他、介護予防への取り組みとしボランタリーハウスなどに地域包括支援センターの職員が出向いたり、専門的な講師を派遣し、ご要望に応じて体操や講話を行います。また家族介護者教室や認知症カフェなどを開催しています。

2.権利を守ること(権利擁護)

悪質な訪問販売の被害にあった

高齢者を狙った消費者金融や、悪質な訪問販売、住宅リフォームなど、高齢者の弱みにつけこんで、財産を奪う事件が増えています。地域包括支援センターでは、消費生活センターや市役所などと協力して、適切なサービスが利用できるよう相談、支援するとともに、高齢者の被害を未然に防ぐよう努めています。

財産管理に自信がなくなったときは?

今後、認知症などの病気になったとき、一人暮らしで財産管理が心配な場合等、あらかじめ後見人を決めておくことができます(任意後見制度)。地域包括支援センターでは、成年後見制度の利用に関する助言や必要なサービスの紹介を行います。

虐待にあっている人がいる

「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律(高齢者虐待防止法)」では、虐待に気づいた人は、市町村に通報義務があることが定められています。早期に発見し、第三者が介入することで虐待の深刻化を未然に防ぐことができます。虐待を発見したり、虐待があると思われた時は、地域包括支援センターや市役所高齢福祉課などに連絡ください。

緊急な場合には、必要に応じて福祉施設等への入所など、他の機関と連携して高齢者を守ります。

高齢者の介護は考える以上に大変です。介護者が心身ともに疲労し、介護ストレスで追い詰められていることも虐待の原因といわれています。介護負担やストレスをためる前に、サービスを紹介したり、情報を提供します。お気軽に地域包括支援センターにご相談ください。

3.さまざまな相談ごと(総合相談)

近所の一人暮らしの高齢者が心配

近所に住む一人暮らしの高齢者が最近閉じこもりがちで心配な場合など、地域包括支援センターでは、訪問したりして解決に向けて相談・支援していきます。適切なサービス調整や関係機関を紹介したりするなど行います。

「ふくし」や「生活の困りごと」もご相談を

一人暮らしの高齢者に限らず、福祉や生活の中で困ったこと、どこに相談したらよいか分からない悩みごとを、まずお受けする窓口です。秘密は守られますし、必要であれば専門の機関を紹介するなど、「安心をつなぐ」役割をしています。

4.暮らしやすい地域のために(包括的・継続的ケアマネジメント)

ケアマネジャーってどんな人?

介護の知識のある専門家で、要介護認定を受けた高齢者の相談を受け、ケアプランの作成やサービス事業者、医療機関などとの連絡調整などを行います。

地域包括支援センターでは、主任ケアマネジャーを配置し、地域のケアマネジャーが円滑に仕事ができるよう支援や指導を行ったり、高齢者が暮らしやすい地域づくりのために、サービス事業者や医療機関、行政機関などとの連携づくり(ネットワークづくり)を進めています。

5.担当の地域包括支援センターはどこ?

≪各務原市の地域包括支援センター担当区域≫

名称 担当区域 電話・FAX
地域包括支援センター 社会福祉協議会
(各務原市社会福祉協議会内)
那加第二、那加第三、蘇原第二 058(383)7624
058(382)3233
地域包括支援センター 飛鳥美谷苑
(特別養護老人ホーム 飛鳥美谷苑内)
那加一、尾崎、蘇原第一 058(371)3081
058(371)3295
地域包括支援センター つつじ苑
(特別養護老人ホーム つつじ苑内)
稲羽西、稲羽東 058(371)2226
058(371)8431
地域包括支援センター リバーサイド川島園
(特別養護老人ホーム リバーサイド川島園内)
川島 0586(89)2979
0586(89)5614
地域包括支援センター フェニックス・かかみ野
(メディカルセンターフェニックス内)
鵜沼第二、陵南、自由中央2 058(384)8844
058(370)7722
地域包括支援センター カーサ・レスペート
(特別養護老人ホーム カーサ・レスペート内)
各務、中央1、八木山 058(381)3800
058(381)3801
地域包括支援センター ジョイフル各務原
(特別養護老人ホーム ジョイフル各務原内)
鵜沼第一、鵜沼第三、緑苑 058(379)2521
058(370)9211

 

※中央1→蘇原の坂井、東島、各務地区 中央2→中央1の区域以外

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