こどものみなさんへ(ふくしってなんだろう)
ふくし(福祉)ってなんだろう。
「ふ」だんの
「く」らしを
「し」あわせに
この三つの文章の頭文字をつなげると「ふくし」になりますね。
言葉遊びだけではなく、この文章のように、ふくし(福祉)とは、特定のだれかだけではなく、「みんなが幸せになれるよう」に取り組む活動や仕組みをいいます。
いろいろな施策(市役所が行う公的サービス)や福祉サービス、ボランティア活動、助けあい活動などがあります。
ボランティアってなんだろう。
「ふ」だんの 「く」らしを 「し」あわせに するために、アイディアを出し合ったり、手や足を使って汗をかいたりして、『生活を良くしよう、困ったことを解決しよう』とする活動です。
ボランティアの5つの特徴
自主性・自発性
誰かに言われて仕方なく…ではなく、「自分から進んで行う」活動です。
無償性
お金やほめられること、評価されることを期待する活動ではありません。
社会性・公益性
地域や社会のための活動です。人との出会いが地域の大きな輪に。
継続性
少しずつ、できる範囲で、コツコツ続けるのが『コツ』。
創造性と個別性
ひらめきを活動にしたり、〇〇さんのためにする活動もgood!
ボランティアの楽しさ
ボランティアとは、誰かのためだけでなく、自分のためにもなる活動です。
それに加えて、楽しんで活動できる、知識や技術が身につくなど、たくさんの面白さがつまっています。
さぁ。ボランティアをはじめよう!
ポイント1)身近なところから、できることを探してみよう!
そのためには、『自分の住んでいる、まちや地域を知る』ことが大事です。
- 自分たちが使っている道路や学校…ゴミ拾いや危険な場所の点検
- 公園やよく使う施設…清掃活動や施設の行事に参加
- ご近所さんの顔はわかるかな?…あいさつ運動や声かけ運動
ポイント2)目的をもとう!
- 何かに役立ちたい気持ちをどう活かすかを考えよう。
そのためには、普段の生活の中で、みんなが困っていることや、こんなことができたら楽しいだろうと思いをめぐらすよね。活動のめあてや目的、目標をもとう。難しければ、お友だち同士で話し合うのもいいよね。
ポイント3)計画を立てよう!
- どうしたら、自分が楽しんでボランティアができるかを考えよう。
国語の時間に作文を書くように、キーワード「5W1H」で計画を立ててみよう!
- だれと(仲間:Who)
- いつ(期間:When)
- どこで(場所:Where)
- なにを(問題:What)
- どのように(方法:How)
- なぜ、どうして(目的:Why)